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座安と岩坂記事

新鍋ばかりではありません。こちらも備忘録。

座安はもう既に4年後を見てる。岩坂は1年1年。
このアプローチの違いも面白い。

http://sportsspecial.mainichi.jp/news/20120922ddp018050006000c.html

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リオ五輪目指す期待の星たち:/2 女子バレーボール 座安琴希選手/岩坂名奈選手

毎日新聞 2012年09月22日 西部朝刊

 16年のリオデジャネイロ五輪を目指すホープを紹介する企画の2回目は、
バレーボールの女子代表。ロンドン五輪では28年ぶりの銅メダルを獲得したが、
代表に定着していた5選手は五輪1カ月前にメンバー落ちした。
その中で、ともにVプレミアリーグ・久光製薬に所属する22歳の座安琴希選手と岩坂名奈選手は、
次の日本代表のけん引役と期待される。悔しさを糧に4年後の五輪を目指す。【小林悠太】


 ◇背中で引っ張れる選手に−−座安琴希選手(リベロ)

 11年春に代表入りし、持ち前の瞬発力を生かしたレシーブで、
代表のリベロで2番手の地位を確かなものにした。
しかし、リベロはサッカーのゴールキーパー同様、1人しか試合に出られない。
五輪出場の夢は、指先からこぼれ落ちていった。

 5月の五輪世界最終予選もメンバーを外れた。
コート後方で祈るように手を組んで懸命に声をからす姿がテレビ中継にアップで映った。
「葛藤はありました。でも、自分を抑えないといけない。
コートにいる人と同じ温度で戦わないと勝てないと思ったので」

 3姉妹の次女だが、高校時代から姉妹の分の弁当も作るなど周囲への思いやりは深い。
中学高校の指導者も「長女のような性格で、まとめ役だった」と口をそろえる。
高校では、右膝靱帯(じんたい)が伸びた状態でもサポーターで固めて試合に出続けた。
すべては、みんなのため。五輪予選での応援も当然の振る舞いだった。

 ムードメーカーとしての役割も評価され、代表選考前の最後の大会となったワールドグランプリでは、
全9試合中7試合にフル出場し「少しでも監督が悩んでくれれば」と期待した。

 しかし、6月24日。最終戦の夜に真鍋政義監督から落選を告げられた。
理由の一つが「気持ちの部分」だった。代表で不動のリベロ・佐野優子選手に対して
「偉大な先輩。経験も周囲との信頼関係も違う」という遠慮の気持ちがあるのを見抜かれた。
その夜は、ほとんど眠れないほど大泣きした。
「五輪は必ず行かなきゃいけない場所になった。
こんな思いは二度としたくない。誰にも絶対に負けない」。気持ちで引かないと決めた。

 代表の中核だったセッターの竹下佳江選手は34歳、佐野選手は33歳。
4年後に向けて代表の世代交代は不可欠だ。「代表に選ばれるかどうかでなく、
必ず選ばれるという気持ちで日々やっている。2人はプレーも精神面もすごかった。
そういう背中で引っ張れる選手になりたい」

 11年度のVプレミアリーグで、サーブレシーブとベストリベロの両賞を初受賞。
しかし「個人的には、もっと(レシーブの確率を)上げろよと思っている」と納得していない。
見据えるのは、世界の高い打点から打ち落とされる重いサーブ。体の軸を安定させるため、
代表落選後にもらった2週間のオフでも体幹強化を続けた。

 「この一日一日が五輪につながっていると思って、4年間ひたすらやります。
4年後に笑える時は、あの日があったからって言える」。
自分に言い聞かせるような強い口調だった。



 ◇胸に日の丸、意識に変化−−岩坂名奈選手(センター)

 同じポジションの先輩2人が昨年、相次いで負傷し、巡ってきたチャンス。
それを生かせずに、故障から復帰したベテラン2人に押し出される形で五輪切符を逃し、
「悔しい気持ちはすごく大きい」と繰り返した。

 昨年11月のワールドカップでは、身長187センチの高さを生かしたブロックとサーブで大活躍した。
ブロッカー部門5位、サーバー部門2位と世界トップクラスの数字を残した。
しかし、今年5月の五輪世界最終予選は不調。当初はレギュラーだったが、最後の2試合は先発を外れた。

 不調の理由は負傷だった。2月上旬に疲労から左足首に痛みが出て、1カ月以上もコートから離れた。
「長い間、練習できなくて。得意なサーブもうまくいかなかった」。
狂った感覚では世界に通用するはずもなかった。

 高校2冠やアジアジュニア優勝などの実績を持ち、周囲の期待は以前から大きかったが、
今までは自信なげな言動が目立った。ただ、昨春から1年余、代表で活動したことで意識が変わった。
「日の丸をつけて中途半端なプレーはできない。若くても、甘えずに引っ張っていけるようにならないと。
プレーを安定させて、チームの勝利に貢献したい」。
昨年は後半戦を欠場したVプレミアリーグをリベンジの最初の一歩に定めた。

 次回五輪に水を向けると、一言ずつかみしめるように言った。
「4年後とか、本当に遠い。1年後、自分がどうなっているかも分からないので。
今は一年一年、本当にしっかりやっていくだけ」
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by acaciawalk | 2012-09-26 12:17 | volley