「チームのスイッチを入れる。
カリスマじゃなくてもできる組織を変える55の戦略」
読みました。ちなみに「精密力」は読んでおりません。
さすがに、葛和さんやまーくんや柳本ガマ監督よりは、
良い監督だとは思っていましたけど、
久光の監督時代に特に良いイメージがなかったので、
みんながこんなに誉めるとなんかちょっとむず痒い感じがします。
内容は、バレー本ではなくて、組織のマネジメント論ですかね。
一般社会では特に目新しいことではないのだと思うんですが、
これが本になるってことは、バレー界ではかなり斬新だったということなのでしょうかね。
おそらくアジア選手権前の静岡合宿あたり時点でのインタビュー。
選手を16名と紹介しています。
S:竹下、中道
MB:山本、井上、荒木、岩坂
WS:山口、栗原、木村、迫田、石田、狩野、江畑、新鍋
L:佐野、座安
改めて、、、構想が狂ってますね。
この16名については、一人一人簡単な紹介があるんですが、久光選手は、
新鍋:木村に似て天然キャラだが、サーブレシーブがうまくミスが少ない。
岩坂:チーム最長身で頑張り屋だが、天然ボケ。サーブが良い。
石田:迫田同様、真面目。チームに必要な選手。
座安:率先して雑用もこなす、気が利く選手。
みたいな感じでした。
傍から見てるイメージそのまま過ぎて、あまり有りがたみがない内容となっております(笑)
この本の価値が高まるかどうかは、WC次第という気がしますが、
それでも、10年以上選ばれても報われない、壊されるだけの全日本から
脱却させたわけだから、眞鍋さんで良かったとは思います。
少なくとも、対抗馬で上がっていた達川さんとかでなくて、良かったとは思う。
いかんせん、その失われた十数年に好きな選手がたくさんいて、
全日本で見てみたかったという思いはあったけど。
そういう意味では、新鍋とか岩坂とかかなり恵まれていると思いますよ。
レギュラー1年目で全日本に召集され、比較的納得しやすい監督の下、
今年と来年がんばれば、五輪も見えてきているわけですからね。
さて、WCまであと10日ほど。どんなバレーを見せてくれるのか。
個人的に、WCをがっつり見るのは、おそらく89年のマッチョブームまでさかのぼるかも(笑)
91年(米田)、95年(小島)、99年(葛和)、03年(柳本)、07年(柳本)・・・
監督の名前見ただけで、黒歴史感たっぷり。改めて振り返っても興味なし。
にしてもです。
20年ぶりっておいっ・・・そりゃ年取るよねっと思うと同時に、
未だ現役、多治見麻子がすごいと思う。