「アイドル、かくの如し」
http://www.morisk.com/plays/idol_index.html
観てまいりました!
夏川さんの初舞台ということで、観ているこっちがドキドキ。
初日に台詞が飛んだことも知っていたので、余計にドキドキ。
それでも、4日目ということで、本人少しは落ち着いているかな?と思ったけど、
全然だった(笑)緊張してた(笑)
震えがこちらに伝わってくるようでした。
でも、ちょっとつっかえることがあったけど、
芝居的には、順調に行っていたのではないでしょうかね。
映像の女優さんなので、声が通らなかったり、
聞きづらかったりするのかな?と心配したけど、そうでもなかった。
スタイルいいですが、決して線が細いわけではないので、
見栄えはばっちり。やはり映える人だなぁと思いました。
いやぁ、でも、改めて考えても不思議な空間だった。
夏川結衣が目の前で芝居をしている空間。
こんな空間を共有できる日がくるなんて・・・
内容的には、ちょっと私には難しかった(爆)
ところどころ、面白い部分はあるんだけど、
全体的には哲学的?と言いますか、台詞の意味を考えると頭が??になる。
ただ、岩松了風平成夫婦善哉という触れ込みだったので、
夫婦の形というか、あり方というか、そういう視線で見るように意識していて、
そういう点では、参考になったというか。
というのは。。。
実は、出かける前、旦那に切れた状態で出てきていて、
(勝手に私が怒っただけで、旦那にしてみると意味わかってないようだったけど)
さて、この自分の気持ちをどう始末しようかみたいな状態で観劇してまして、
勝手ながら、ヒントをもらおうかなと思って観ておりました。
で、結果として。。。珍しく(?)、謝ってみました(笑)
まぁ、そういう感じ(どういう感じだか)。
夏川さんが、「どうして私なんですか?」と岩松さんに聞くと、
岩松さんは、「我慢強そうだから」と応えたと何かのインタビューで読みました。
確かに、「どうして夏川さんなんですか?」と私も聞きたい(笑)
本来、夏川さんぐらいになると、この役を具現化するのは、
もしかしたら容易いのかな?なんて思ってみてました。
それでも、舞台ということで、かなり難儀だったとは思うけど、
映像でこの役やっても、特に夏川さんの代表作にはならないだろうな、みたいな(笑)
夏川さんである必要性ってどのくらいあったんだろう・・・と思わなくもない。
クドカンにしてもそうで。
ちょっと窮屈そうな感じがしたんですよねぇ。
俳優・クドカンをあまり知らないというのもあるんですが、
もっと自由な役の方がクドカンらしいのではないのかな?と思ったり。
でも、逆にいうと、個性を出すのではなく、岩松さんの世界を表現しようとしている
役者2名の戦いは見えた気がする。
だから、クドカンと夏川さんの「我慢強さ」が観れる!というのが、
ある意味、この舞台の売りかもしれない!?
初見で、よくわからなかった部分もあったけど、
また見に行く予定なので、
そこで新たな発見が出来たらいいなと思います!!
色々お花が来てましたけど、永作からのお花がなんかうれしかったです。
「青い鳥」まだ繋がってる!