今年の私は新鍋で始まり、新鍋で盛り上がり、
新鍋で終わろうとしています、といっても過言ではないぐらい新鍋ブームでした。
おかげで、久光製薬スプリングスへの熱も復活したし、
全日本女子も見るようになったし(世界バレー3位はほぼ見てない)、
改めて、新鍋理沙ありがとう!って感じです。
というわけで、私が観た(テレビ観戦、ネット観戦)今年の新鍋の試合、
ベスト5を挙げてみたいと思います。あくまで新鍋ファン目線。
たぶん、Vプレミアでもっと活躍した試合もあったとは思うんですが、
観た試合限定ということで。
第5位:【2月6日】2010-11Vプレミア 第3LEG vs JT戦
試合の経過は書いてませんが、
私が新鍋にはまった様子が書かれています↓。
http://acaciawalk.exblog.jp/14948742/
2010-11Vプレミア開幕当初から大活躍していた新鍋ですが、
一番最初に試合を見たのは、12月の東レ戦だったかな。
噂通り良い選手だなぁ~という感じで、
ジワリジワリと自分の中で、ブームがきつつあったのですが、
この2月6日のJT戦で決定的となりました。
対峙するブロックが竹下ということもあったんだろうけど、
レフトからのスパイクが面白いように決まりましてね。
特にレセプションしてからの流れがとにかく美しくて、
もう、天才かと思いました。
竹下の前に落とすフェイントとか、新人なのに堂々しておりました。
12月末~1月にかけては不調で、石井と交代で起用されていたんですが、
この日を境ぐらいに、一気にエリサンジャラさえも差し置いて
久光のエースになったとさえ感じたものでした。
それでいて、今のブームからもわかるように、かわいいんですよね。
顔がというより、雰囲気が。
ちょこまかした走り方とか、決まった後のガッツポーズとか。
セット間にもの食べてたり、リップ塗ってたりって姿もね。
正直、今、こんな風に(容姿先行で)ブレークするとは思わなかったけど、
全日本の主力になれるとは思っていました。
(まだ本当の"主力"という意味では、階段上っている途中ではありますが。)
第4・5セットがちょっと無残で、試合には負けてしまったので、
順位は上げませんが、きっかけをくれた試合ということで、第5位。
第4位:【6月12日】モントルーバレーマスターズ2011決勝 vs キューバ戦
http://acaciawalk.exblog.jp/15750577/
http://acaciawalk.exblog.jp/15763509/
初めての国際大会。WSで唯一フル出場した新鍋。
木村のポジション(表レフト)で4試合、OPで1試合を経験。
この大会での活躍があって、WCの最終メンバまで残ったんだと思います。
特にこの決勝では、江畑が早々に交代させられる中、
迫田と2人でよく決めてましたね。
大会当初は、緊張であまり良いところがありませんでしたが、
だんだんと本領発揮。キューバの高いブロックを利用したスパイクは、
迫田とは対照的でアクセントになっていて良かったです。
新鍋を木村の控えとして考えていたような眞鍋さんですが、
第3戦のキューバ戦だったり、ドイツ遠征だったりで、
ちょいちょいOPでも起用しているんですよね。
今思えば、WGPでもOPとして、もっと使っていればと思うけど。
フル出場、ダメでも交代させられなかったことから、
大会前から期待はされていたんですが、
その期待に応え、しっかり結果を残したのが大きかった。
(スタッフの評価も1番だったという話。)
新鍋の鮮烈な全日本デビューということで、第4位。
第3位:【3月5日】2010-11Vプレミア 第4LEG vs NEC戦
http://acaciawalk.exblog.jp/15028066/
2010-11Vプレミアでテレビ放送があった試合の中ではベストゲーム。
4強入りも決めた試合です。
レフト、ライト、バックアタック、ストレート、クロスにフェイント、ブロックアウト・・・
打てば決まるというイメージ。
本人はコース打ちを意識したとコメントしていましたが、
それにしても、特に高さのない中、余裕を持って、
相手を見て打っていて、ほんと感心しました。
この試合では、フジテレビのカメラが新鍋・岩坂・石井を追っかけていて、
後に、バボチャンネルで紹介されてましたけど、
全日本入りへ大きく前進した試合、というか、
全日本に入るなと確信した試合でもあります。
岩坂のトスからの新鍋バックアタックとか、全日本では絶対見られない、
久光ならではの攻撃もあって、かなり満足な試合。ということで、第3位。
第2位:【9月17日】2011第16回アジア選手権大会 vs 韓国戦
http://acaciawalk.exblog.jp/16437760/
最初にこの試合に出てきたのは、第3セット。あくまで木村の控え。
あまりに調子の悪い木村に代えて新鍋が登場。
連続5~6失点していたのを入った途端に止める。
それが認められて(一方で、MB岩坂が下ろされて)、山口をMBへ、
新鍋をOPで使い出したのが、第4セット。
終盤、このままでは韓国に久しぶりに負けてしまうという絶体絶命の場面で、
起死回生のブロックを2本連続で決める。
こういうのを見逃さないのが竹下。そこからしばらくは新鍋タイム。
第5セットに入ってからも、まずは新鍋で得点を重ねて、
安全圏に持っていったところで、マークが外れた木村タイムへ突入。
モントルーの時点で既に新鍋は勝負強いと評価していた眞鍋さんですけど、
この試合で、さらに勝負強いという印象を持ったんだと思いますね。
この試合がなければ、WCでの新鍋のスタメンはまずありえなかった。
ターニングポイントとなった試合、ということで、第2位。
第1位:【11月17日】WC2011 vs ドイツ戦
http://acaciawalk.exblog.jp/16955170/
1位はもちろん、WCドイツ戦!
新鍋といえば、中国戦の涙かドイツ戦かってぐらい、
印象に残った試合ですよね。
第3セット、山口に代わって起用され大活躍。
特に第5セットは、15点中7点が新鍋の得点。
内訳は、レフト3点、ライト2点、ブロック2点。
これからみてもわかるように、ライトなんだけど、レフトも出来るってのが、
新鍋の売りの一つなんだと思うんですよね(S1ローテが弱いと言われているので。)
基本的には、技術は既に高いので(もちろん、まだまだ向上余地はありますけど)、
やっぱり気持ちが重要だなと。
この時の気持ちを忘れずに、思い切り攻めることを考えてくれれば、
Vプレミアはもちろん、全日本でも結果はついてくると思います。
これからのバレーボール人生においても、
この試合があったからこそ・・・と思えるだろう試合だと思うし、
今年に限らず新鍋自身のベスト上位に入るだろう試合、ということで、第1位です!
今年は本当に新鍋に助けられた部分あったけど、来年は少し落ち着きたい(笑)
平成生まれの姪っ子とそう変わらない娘さんに
キャーキャー(は言ってないけど)応援する自分自身に、
疑問を感じる瞬間が若干あるのも事実なので(笑)
とはいえ、Vプレミアから五輪最終予選に、
ロンドン五輪と続く戦いからは目は離せないので、
来年も同様に応援しちゃうとは思いますが。
とりあえず、久光が優勝するまで、オリンピックでメダル取るまでは、
熱もって応援できそうです!楽しみがあるってのは、すばらしい。
新鍋理沙嬢&久光製薬スプリングス、来年もがんばって!応援してます!!