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あかしあのみち

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【OQT】第7戦 vs セルビア

■日本 2 - 3 セルビア (stat
 (25-18,21-25,25-19, 21-25, 9-15)
 新鍋 平井 木村
 江畑 荒木 竹下 佐野

  (控え)中道、山口、岩坂、狩野、迫田


昨日に引き続き、2セット取った時点で切符獲得の日本。
もう後にも先にもこの試合次第。

竹下シンパでもなんでもないんですが、
今日出場権獲得出来なかったら、竹下も佐野も代表引退しちゃう、
WGPも予定と全く違うものになっちゃう、等と考えると
朝から胃が痛む(笑)
基本、ネガティブなので、悪いほう悪いほうへ。
竹下に頼ってきたこの十数年の全日本の評価は非常に難しく、
少なくとも、葛和JAPAN、柳本JAPANは否定してきた私ですけど、
だからといって、竹下にあのシドニーOQTと同じ思いはしてほしくない。
精神的に壊れてしまう選手をこれ以上見たくない。

新鍋や岩坂はまだチャンスがあるかもしれないけど、
でも、ロンドンに行けなかったら、空白の8年間。
本当に本当に長い。暗黒の日本バレーになっちゃうよ・・・と
一人勝手に追い込まれておりました。

11時から始まったタイVSキューバでは、
もちろんキューバを応援したけど、
モチベーションの違いが大きく、タイに軍配。
こうなったら、自力で行くしかない・・・緊張も最高潮。

こうして始まったセルビア戦。

スタメンは昨日と同じ。
昨日は、確かにロシアのブロック相手に苦労はしたけど、
ディフェンスでは光るものがあったと感じていたので、
同じでよかった。いや、同じじゃなかったら、
さらに信用ならんと思っていたので、とりあえず、ほっ。

第一セット、いきなり新鍋がブロックに捕まるが、
ブラコのミス、平井のブロックで同点。
その後、何度か抜け出そうとするものの、木村が絶不調。
確かにレフトマークは厳しかったかもしれないけど、
それ以上の重たい十字架を背負ったかのような木村が心配な状況。
しかし、そんな状況を救ったのが荒木。
ここまで第6戦までの汚名を一気に返上するかのごとく、
ブロードを決めまくり。
いやぁ、吼えてましたねぇ~(笑)
坂口京子と見間違えることしばしばです。
荒木の大活躍以外は、江畑のサーブ、平井のブロック、
新鍋のレシーブ、みんな少しずつ活躍して、
第一セットを取りました。

第二セットも、平井のブロックでリードして、
このまま一気に!と思ったら、ブラコが復活。
少なくとも今期のJTでは見られなかったような活躍で、
一気に追いつかれます。
ここでなぜか竹下は木村木村木村。
解説の川合も「バックアタックをなぜ使わない?」と不思議がってました。
エースへの絶対的信頼といえば聞こえがいいですが、
木村で負けるなら仕方ないという考えは古臭い根性バレーの一種だと思いますよ。
セッターとしての工夫を放棄しているし。
まぁ、竹下自身も体力的にいっぱいいっぱいだったように映りましたが。
乱れたボールの下に入り、いとも簡単にトスにしてしまうのが
竹下の一番の凄いところだと思うんですが、
今大会はそういうスーパープレーが少なかったですね。

と、第二セットは取られて運命の第三セット。
このセットも新鍋ちゃんの被ブロックから始まります(苦笑)
新鍋・・・確かに高さはなく、ロシア・セルビアにかなりブロック食らってましたが、
でも、山口のキャッチが上手くなること、狩野のジャンプが戻って安定すること、
に比べれば、新鍋が高いブロックを利用できるようになること、
の方が早道な気がしますが、いかがですか、眞鍋さん!?

と新鍋ファン全開のことを考えている間に、
日本はサーブで攻めまくって、
あれよあれよと点差が広がり、一時は11点差。
途中の数字で、第三セット、セルビアのサーブレシーブ成功率は
なんと0%だったとのこと。
さすがにこの点差があるとプレッシャーも軽くなる。
見てるほうとしては少し安心しました。
選手も安心したんじゃないですか?
最後は6点差まで差が縮まっていたけど、
このセットを取って(新鍋が決めました!)、
見事出場権獲得です。おめでとう。

第四セット以降、もちろん勝ちたかったと思うけど、
やはり安心感が大きかったんだと思います。
何故か八百長問題にまで発展してますけど、
日本にとっては、タイとセルビアなら、
タイに来てほしいでしょ、オリンピック。
なのに、セルビアに負けてしまったのは、
単純にモチベーションの問題だと思いますよ。
セルビアにわざと負けないと負けれないほど、日本は強くありません!
自然に負けれます!!

第四セット以降、疲れている木村や竹下を下げるべきだったという声もあるけど、
それこそ何言われるかわからない。余計に八百長言われると思います。
外すなら、もっと早くから。
セット取ってから外すことは、出来なかったのだと思います。

何はともあれ、出場権を獲得しました。
とにかくほっとしました。
WGPへの課題、メンバー選考の行方等々、興味はまだまだ続きます。
というか、続いて検討できるってホント幸せ。よかった・・・
by acaciawalk | 2012-05-27 23:33 | volley