■日本 3 - 0 ドミニカ (
stat)
(25-17, 25-13, 25-18)
新鍋 岩坂 栗原
石田 平井 中道 座安
(控え)竹下、大友、井上、江畑、迫田
■日本 3 - 0 プエルトリコ (
stat)
(25-20, 25-18, 25-16)
新鍋 井上 栗原
江畑 大友 竹下 座安
(控え)中道、岩坂、江畑、迫田、平井
■日本 2 - 3 タイ (
stat)
(15-25, 25-16, 25-22, 19-25, 16-18)
迫田 岩坂 石田
江畑 平井 中道 座安
(控え)栗原、竹下、大友、井上、新鍋
小牧大会、なかなかのチャレンジでした。
ってか、こんなチャレンジ、昨年のWGPからやっとけよ!って。
そしたら今年の今頃もう少しは底上げできていたと思うのに。
最大の注目は栗原ですかね。
プレーを見るのが本当に久しぶりでした。
結果からいうと、木村の万が一があった場合、
レフト栗原はありかと思いました。
その場合の条件として、ライトは舞子か新鍋にして、
守備負担を減らすというのがありますが。
やはり高さとサーブは魅力だし、
大一番、木村に交代するってのは、かなりのプレッシャーだと思うんだけど、
それを平気そうな顔して出来るのは栗原だけかなと。
(プレーが伴うかどうかは別として。)
舞子はレフトじゃ多分自滅するし、
新鍋は守備的には安定はするでしょうけど、まだ役者不足な感じもするし。
でも、プエルトリコ戦の捻挫で、そのチャンスもどうなるか。
韓国ラウンドで外された石田は、江畑ポジで試されるのかと思いきや、
木村ポジだったり、江畑ポジでのレセプション参加(ライトに迫田)だったり、
ここにきて、守備への参加を強く要求される使われ方。
準備はしてきていたと思うし、Vでもレセプションやってたけど、
最終試験でいきなり今までと違うこの扱いは大変だと思うんだけど。
やらせるならもっと前から、せめて昨年のWGPとか。
栗原も石田も山口並みでよければサーブレシーブできると思うし、
石田に関しては、ディグも負けてないと思うし、
サーブはもちろん勝てると思うし。
でも、昨年は、そういう使われ方を一切しなかったから、
久光としては、石田レフト、新鍋ライトで1年通したわけでして・・・
ん~、なんだかなぁと。
これで、タイ戦の戦犯みたいに言われてもねぇ。
まぁ、フルで戦うと安易なミスが増えるのは、
この試合だけのことではないけれど、
3枚キャッチの1枚が迫田という状況で、
座安と2人広範囲を守りながら、攻撃しながらなんて、
なんてハードルの高い最終試験かと。
せっかくのドミニカ戦の活躍も一気に吹っ飛ぶタイ戦でした。
その他WS。
迫田はこのラウンドでは主にライトポジ。
狩野・新鍋・山口が入るよりは、確かにライト打数が増えますよね。
それは良い効果だと思うけど、あくまでレフト対角でレセプションをする場合に限る。
結局、タイ戦でレセプションをやったけど、
石田をヘトヘトにさせてしまったわけだから、全体最適としてはどうなんだろうかと。
(木村をヘトヘトにさせてしまう山口のレセプションに近いものを感じる。)
まぁ、チームとしての評価よりあくまで個人の評価に留まるのなら、
”迫田は良かった”ということになるのかもしれないけど。
江畑は韓国で雷落とされたようで、
流石に先週よりは少し持ち直していたかな。
でも、タイ戦の最後、やっぱり決めて欲しかったなぁと。
というか、決めるべきだったと。
中道のトス回しが・・・というのはあったにせよ、
最後、木村がいないのなら、江畑が決めないとね。
新鍋はまだ肩にテーピング貼ってましたね。
その影響かこのラウンドではフル出場はせず。
でも、先発で出たドミニカ戦ではディグが良かったし、
プエルトリコ戦でもバランスが良かった。
ただ、途中で入ったプエルトリコ戦第3セットとタイ戦は準備不足か、
いきなりサーブレシーブをミス(--;)
このあたりは多いに反省していって欲しいところです。
MBは、確定荒木がベンチアウトなので、4人の試験。
贔屓目かもしれないけど、平井が一番いいと思います(笑)!
確かにこれっ!て武器はないけど(爆)、
全てがソツないですから。
サーブもだいぶよくなったように思ったし、
あとは、もう少しコンビが早くなるといいなと。
大友・井上は、韓国ラウンドの期待感からは、少し後退。
まぁ、一進一退って感じでしょうかね。
でも、最後選ぶのは監督だとしても、
竹下の意見が大きく反映されるとすれば、
大友は選ばれるのかなぁと。竹下の精神安定剤になりますからね。
井上は・・・とりあえず大阪最終テストですかねぇ。
岩坂は、サーブが戻らないのが厳しいですね。
崩すサーブは少しずつ出てきているのですが、ミスが多すぎ。
これをどうしかしないと、使いづらいでしょうね。
クイックは、OQTの頃より積極的に入っているし、
少し良くなってきているんですが。
新鍋は12名に残ると思うので、岩坂もできれば一緒にと思うけど。
最後の1週でどこまでサーブを戻せるか。
セッターは、プエルトリコ戦は竹下が登場。
流石に疲れが癒えたか、OQTの後半に比べると動けているように思いました。
大友・井上とのコンビを確認したかったのでしょうかね?
手ごたえはどうだったんでしょーか。
ドミニカ・タイ戦は中道がフル出場。
竹下に比べるとセンター・ライトの使い方が積極的で良かったと思う反面、
タイ戦の第5セットは、流石東レのセッターになってしまってました。
レフトが木村ならそのトス回しも正解なんでしょうけどね。
勝てる試合、落としたのはアタッカーのせいだけじゃないですよね。
リベロは座安が3試合フル出場!
佐野が発熱・のどの痛み(木村と一緒)ということらしいですが、
何はともあれ、この3連戦、座安にとっては貴重な経験だと思います。
韓国ラウンドに比べて明らかにディグが良くなりました。
サーブレシーブはもう一つではあったけど、
栗原と石田、石田と迫田等、大変なフォーメーションで、
国際大会を経験できたのは本当に良かった。
座安特徴のオーバートスをする機会も増えていったし!
もし、このまま佐野が体調不良ならチャンスある?・・・なんて考えてしまいましたが、
たぶん、仮病なんですよね(笑)?
まぁ、今回行けなくても、この経験は活きるはず!
って座安だけは、もうリオオリンピック前提で見てしまってますけど(笑)
内容ともかく、フルで出てることに感動しました。
(そもそも、本気で佐野のライバルにさせるつもりがないわけだからね。
土俵にも乗らせてもらえてないわけだから。)
来週はいよいよ大阪ラウンド、本当の最終テストですね。
現時点での私の12名ですが。
S:竹下、中道
WS:木村、江畑、新鍋、狩野、迫田、石田
MB:荒木、平井、大友
L:佐野
かな。
栗原も入れたいところだけど・・・次世代でもあるし、狩野に期待します。
ただ、眞鍋さんは石田ではなく山口でしょうね。
ほんと、なんでか知らんけど、山口好きだからね。
ということで、結局OQTからは、岩坂→大友の変更だけかなと予想します。
岩坂が逆転できるとすれば、サーブのみ。がんばれ、ナナ!!