日本 3 - 2 中国 (
stat)
(28-26, 23-25, 25-23, 23-25, 18-16)
新鍋 荒木 木村
江畑 大友 竹下 佐野
(控え)中道、山口、井上、狩野、迫田
勝ったぁ~!!!!!
すごいゲームでしたね。各セット2点差。
どっちがどう転んでもおかしくなかったけど、
いつも悪い方に転んでしまうところを、
踏ん張ったのが大きい。歴史が変わったんだと思います。
始まる前はちょっとドキドキしていたけど、
でも、OQTのセルビア戦なんかに比べても
案外冷静に、そして、なぜだか勝つ気がしていたんですよね。
昨年のWC、岩坂・新鍋というド新人を2人配しての惜敗、
4月の中国遠征での経験、WGP→OPと連戦・激戦の中国の疲労感、
王一梅をはじめとする主力の怪我、などがあり、
今までの中国戦前に感じる”絶望感”が全くなかった。
何より、WC第5セットサーブミスした江畑、決め切れなかった新鍋の
B型KY・マイペースコンビがスタメンなら、
きっとリベンジしてくれるんじゃないかと。
ま、これだけ悪い要因あっても、接戦に持ち込む中国は凄いですけどね・・・
内容的には、いわゆる”レフト偏重バレー”。
でも、強豪に勝つには、最後、両レフトがどれだけ決まるかというのは、重要です。
ここ数試合、打っても力がないのか、簡単に拾われていた木村のスパイクも
威力が増していたと思いますし、
江畑の集中力と追い込まれてからの思い切りの良さは圧巻でした。
そこへつなげる、新鍋のレセプションもかなりの安定。
木村より受け数が多く、成功率も高い。
やっと、本当の意味で「木村の負担を軽減できる選手」になったような気がします。
攻撃面では、第1セットこそかなりの堅さが見られましたが、
だんだん調子をあげ、思い切り打ち切ることが出来ていたと思います。
これでもうブラジル相手でも、新鍋スタメンですよね!?眞鍋氏??
荒木-大友のMBライン。
いくら荒木が調子悪くても、最後はキャプテンに賭けたのかな、眞鍋氏。
それとも中国との相性?
何度もいうけど、ベストメンバーというなら、井上ではなくて、荒木。
攻撃面はいまいちだったけど、要所のサービスエースと
気合のダイレクトなどで貢献できたと思います。
大友もできればもう少し速攻で絡んで欲しいけど、
まぁ、あんなもんかなぁ。
でも、サーブミスは許されない(苦笑)
ちょっとひどかったので、反省して欲しいですね。
佐野もディグではチョイチョイ良いプレーも出てましたね。
でも、得意のアンダートスは精度が以前より落ちてる気が。
竹下も1本目取ったら、佐野ではなく、新鍋に上げさせるようにして下さい。
全然打ちやすさが違いそう。
この試合、珍しく選手交代もハマりました。
今まで効果率マイナスだった2枚替えも、
ケイジャクキに打たれ放題のところに舞子が入ってミスを誘う。
効果はなかったけど、今まであまり見せなかった新鍋→迫田、
竹下→井上のワンポイント、そして最後の大友→中道のピンチサーバー。
この試合、負けていたら佐野も竹下も代表最後だったろうと思うと、
本当に勝ってよかった。
1試合でも多く、この最高の舞台を楽しんで欲しいですからね。
最高の舞台といえば、3決より決勝。
次のブラジルも撃破していきましょう!
相手は手も足も出なかった、あの頃のブラジルではありませんから!!