日本 3 - 0 韓国 (
stat)
(25-21, 26-24, 25-21)
新鍋 荒木 木村
迫田 大友 竹下 佐野
(控え)中道、山口、井上、狩野、江畑
あれから1週間以上経ち、本日、銀座でパレード行われたようですが、
とりあえず、自分用記録として記事に。
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勝ちました!
銅メダルおめでとう~!!!!
いやぁ~、よかった。ほっとしました。
メダルマッチの相手が韓国だなんて、
番狂わせの2乗・3乗でしたが、
ここでとらないと、一生取れない!ってぐらいの相手です。
ほんと良かった。
願わくば、韓国がもう少しがんばってくれて、
面白い試合だと良かったんですが、ミスが多すぎましたね。
今の韓国は発展途上の勢いのチーム。
それに比べると日本は、過去3年、着実に実績を積んできています、
ちょっと優遇されつつも。
結局は、修羅場をくぐった数の違いが大きかったように思います。
こんなことなら、やっぱりイタリア戦が観たかった(笑)!
まぁ、ミスを誘うのもバレー、巡りあわせの運・不運もバレー。
強い証拠です!?
この試合、スタメンに江畑ではなく迫田を使ってきました。
IDバレーといいつつも、結構浪花節な采配をする眞鍋氏ですが、
ここは、きっちりデータに基づいた采配をしてきて、これが当たりましたね。
まぁ、江畑でもこの韓国なら勝てたかな?とは思いますが、
迫田と江畑のライバル関係は今後も続くでしょうし、
どちらにとっても刺激になった1戦だったのではないでしょうか。
ここに石田が絡むとすると・・・う~む。
総合力では良い選手なんですが、”打ち屋”枠では、
差が開いてしまった感がするなぁ。
で、その石田が、なにやらお涙頂戴、チームワークの象徴として使われていて、
最初は良い話だと思ったんだけど、
聞けば、ユニフォーム重ね着は眞鍋氏のアイデアということで、
はっきり言って食傷気味。
迫田はがんばった、石田もがんばった、もうそれでいいわと思ったり。
試合内容に戻りますか・・・。
この試合、ブロックが0で勝った試合といって、
川合が持ち上げて(下げて?)いましたけど、
確かにキルブロックは0だったけど、効果は出ていましたよね。
迫田-新鍋、木村-竹下のポジションチェンジが功を奏してました。
反対に韓国は、迫田のライトからの攻撃とか、新鍋のレフトとか、
想定してない攻撃にやられ、ブロックの対応ができないまま終わってしまった印象。
やはりね、ライトはOPで攻撃専門者を入れたほうが良いと思う。
センター、ライトの打数が少ないと悩むなら、ライトに攻撃専門入れれば、
バックトスが苦手なセッターだって、がんばってあげるようになるでしょうよ。
まぁ、そんな単純な話ではないかもしれないけど、
この試合で、新鍋ちゃんのレフト適性も周知されたことだし、
(ってか、ファンからすると、あのぐらいは出来ると思っていた。
ただ、国際経験がなく、発揮する機会がなかっただけです!!!!)
MB型ライトの守備的限界も見えたことだし、
次期全日本では、是非、レセプションはレフト対角で!
と、また話がこの試合からずれました。
ブロックといえば、MB。荒木と大友ね。
スタッツ見ると、リバウンドはよく取っていたようで、
この試合の勝因の一つかとは思うけど、
キルがないのは、やはりさびしかったかな。
あと、攻撃面では、荒木はOQTに続いての最終戦帳尻あわせ(笑)
竹下も荒木のブロードはあきらめ、
得意のクイックを中心に積極的に使っているように思いました。
MBの攻撃基本はやっぱりクイック!だと思う私としては、
第1セットで荒木が吠えた時点で、勝利を確信しましたよ!(笑)
大友はこの試合は不調。いつ替えられてもいいと思うような内容でした。
ただ、ブラジル戦が好調だったため、最後まで韓国がマークしてくれましたね。
ブロックにかかりまくったのもそのせいか。
たださ、ダイレクトの2回失敗はいただけない、サーブミスもいただけない。
でも、井上に替えなかったところを見ると、
眞鍋氏がどれだか大友復帰を待ち望んでいたのかというのがわかりました。
ここに割り込む余地は平井・岩坂にはなかったんだなぁと、改めて。
(井上に割り込む余地はあったように思うが、改めて。)
第3セットの17点目、まさかの大友サービスエースで得点した時の喜びようったら、ね。
我慢して使った甲斐がありましたね。
最後に、この第一期(?)眞鍋JAPANの立役者3名、木村、竹下、佐野。
2009年に発足当時は竹下で行くつもりはなかったと思うけど、
世界を知る度に、竹下で行くことを決めざるを得ない何かがあったんでしょうね、
若手セッターの育成を放棄してしまいました。
それからというもの、この3人については、
何があろうと、槍が降ろうと、頑ななまでに変えることなくここまで来ました。
今回の短期間のオリンピックだけのことを考えれば、
江畑も迫田も新鍋も功労者だと思うけど、
長いスパンで考えると、やはり竹下なんかなぁと思う。
木村をエースに育て、ランキングを3位にあげて組合せを楽にし、
小さくても、個々の能力が低くても、世界と戦えることを若手に身を持って提示し、
自信をもって「メダルを狙う」と発言することで、勇気を与える。
他のセッターではこうはいかなかったのかなと。
その影には佐野のフォローもあったろうし、
何より、眞鍋氏と出会えたことが竹下を救ったんだろうとは思うけどね。
後継者問題は大きいとは思いますけど、
シドニーの涙が報われて良かった。ほんと、そう思います。
銅メダル獲得、本当におめでとうございます!
よかった、よかった・・・
でもね、それももう過去の話です。
私は、既に、これからの全日本、Vリーグに目が行ってますよ!
メダリストの新たな活躍に期待していますし、
このメダリストを脅かす新しい力にも期待しています!
やっぱ、バレー観戦は、楽しいっ!!!