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あかしあのみち

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87%(第7回)

勤務先のリストラと同じようにガンにかかるということは、

「普通のこと」

なのだそうです・・・
嫌な世の中ですね。寂しいというか切ないというか。
でも、これがこのドラマの最大のテーマなのかもしれません。

手術は成功したものの抗がん剤投与が始りました。
第1ステージで、ガンを完全に駆除できても、
抗がん剤投与して、放射線治療ってやるんですね・・・
あと、乳ガン患者専門のブラジャー屋さん、
テレビであるのは知ってましたが(ワコールだっけかな?)、
一人一人に合わせて中に入れるビーズを
ああやって注入するとは知らなかった。

このドラマのお陰で乳ガンの治療に対する知識は
なんとなく増えるのは良いのですが、
一歩油断すると、「乳ガンは身近にある普通の病気です」という
教育テレビのドラマの雰囲気が漂い始めちゃうのが難です。
今回では、ブラジャー屋の販売員さんなんか全然女優さんぽくなくて、
”夏川結衣の先進企業訪問!”的雰囲気でした。


宇月医院を首になったと思ったら、あっさり戻ってきた黒木先生。
奥さんの遺言どおり、”医者として”生きることを決意した模様。
でも、その後の晶子の言葉に影響され、”人として”生きることも垣間見せる。
なんか、この辺、黒木先生というのは謎なんですよねぇ。
心に深い傷を持っていて、”人として”の生き方を忘れてしまったように見えつつも、
案外あっさり晶子に影響される。しかも授業参観で。

そう、授業参観といえば、あの展開はありえません(笑)
「もうしばらく、孫だと思わせて欲しい」と黒木先生に言われて、
「はぁ・・・・」と答える晶子に、
そりゃ「はぁ・・・、だよな、はぁ・・・」と思ってしまいました。
孫だと思うのは結構ですが、
「私が母親です!」ぐらいは名乗らせてくれって思いますよねぇ。
さらに問題は、お義母さんだけでなく、
黒木先生までも”先生、違います。”とか言い出しちゃって、
晶子にしてみりゃ、自分の息子の授業参観で、
何言い出してんだぁ~!!って感じかと思うんですが。
まぁ、晶子も晶子で、先生にはっきりものを言えちゃうってのは、
母は強しでどっちもどっち、似たもの夫婦!ではなくて、
似たもの”医者と患者”なのかもしれないですが。
救いは蒼太がそういうことに鈍感なこと。あの子でよかったよ。
敏感な子だったら、2~3日登校拒否してもおかしくないね、まったく。

っと、そんな子だからこそ鎹になったりして、こうなったら、
黒木先生と一緒になるしかないんじゃないかというぐらいの
ひどいリストラにあった晶子。
ほんと、こんな話し、世間では「普通」にありそうで、
でも、皆が皆、黒木先生のようなカッコいいお医者さんが
そばにいるわけではないので、
やはり、晶子には、闘病に加えて、頑張って黒木先生もゲット!!!
とかドラマ好きとしては勝手に思いをめぐらしますが、
実際問題は”それどころじゃないっ!”です・・・よねぇ・・・すみません・・・

来週は夏川さんの髪型が変わるようで。
もちろん役作りで、しかも重たい理由があるわけですが、
髪の短い夏川さん、好きなのでぇ~えへへ(^^)
特に「私たちが好きだったこと」の愛子ぐらいが最高。
by acaciawalk | 2005-02-23 23:54 | yui