面白かった!
阿部ちゃん演じる桑野信介は、偏屈な性格が原因で、
結婚ができない(しない?)男。
確かに、嫌だ、あの性格は。
それに、あの綺麗な部屋は女を寄せ付けないよね。
私なら無理です。汚すことしかできない(笑)
ただ、人間味ある部分もあって、
高島礼子の役が言っていたけど、
"全く人に興味がないわけではない"んですよね。
結構、愛されたいと思っているのは解るんですよ。
一方、夏川さん演じる早坂夏美。
仕事はできるけど、なんとなく結婚をしてきてない36歳女性。
一人でラーメン屋、パチンコ、エステ、漫画喫茶に行くことができる
普通の(?)自立した独身女性という感じ。
すごく等身大というか、リアルな人という気がします。
夏川さん自身もすごく自然に演じられるんじゃないかと思うんですよね。
自然すぎるのもどうかって感じもありますが(^^;
夏川さんだって、どういう理由か知りませんが、
結婚をしてきてない女性。
決して、”出来ない”とか”したくない”とか思ってないと思うんですよ。
いや、たぶん、ですけどね。
そこが、夏美とリンクする。明るいし、自立してるし、少しユーモアもあって、
これほどまでに夏川結衣というか宮川美紀さん”らしさ”が出る役は
なかったんじゃないかと思うほど。
今後の見どころは、偏屈男が、夏美やみちる(国仲涼子)を通じて、
どう変化していくかってことでしょうか。
特に、本命である夏美は、お医者さんだけあって、
人との会話をグイグイと引っ張れる人。
偏屈な信介のズボンを下ろした状態で
「少しぐらい素直になっても、損はしません!」とか
「お誕生日おめでとうございます」とか普通に言えちゃうってのが、強い。
信介が夏美に恋愛感情を抱いた時にどう対応するのかちょっと想像できないですが、
逆に楽しみです。
「アット・ホーム・ダット」のスタッフで期待感はありましたが、
それを最後まで裏切らなそうな雰囲気。次回も楽しみ!