「歩いても歩いても」を一人で見に行ってしまい、
若干、申し訳ない気持ちがあったので、
旦那の休みに合わせ、平日久しぶりに2人で見に行ってきました。
夫婦で映画館で映画を見るなんて、お嬢さん産まれる前の
「暗いところで待ち合わせ」以来かな。
記憶が褪せることのない、日航機墜落事故の取材をする
地元・群馬の地方新聞記者達の戦いを描く。
新聞記者達の戦いを描くのであれば、
何も実際起こった日航機墜落事故を題材にする必要はないのだろうが、
日航機墜落事故があったからこその新聞記者達の戦いなのであるということを
納得するのに、多少時間がかかった。
そのぐらい、この事故は印象に残っているし、
”人は死ぬんだ”ということをこれほどまでに教えられたことはなかった。
ちょうど生存者の少女と同じくらいだったということもあるんだろう。
私が飛行機が嫌いになった最大要因。
事故の大きさと映画化の多少のモヤモヤを置いておくとすれば、
なかなか見応えのある映画でした。
特に、堺雅人さん、イイ!堤さん、目当てで行ったんですが、
堺さんが魅力的でした。いや、もちろん、堤さんもステキですが。
(夏川さん、次は同じ堺でも、雅人さんはいかがでしょうか?
もちろん、堤さんでも可です!)
ただ、あるスクープを掲載するか否かの瀬戸際の状態を
”クライマーズ・ハイ”の状態と重ねているわけですが、
もっともっと、ハイな感じが出せたんじゃないかな?とも思ったり。
でも、あの場面で、スクープを掲載しない主人公。
私ならあっさり見切り発車してしまいそうですが、
主人公のようなタイプじゃないと、
山に登ってはいけないってことでしょうかね。
私はすぐに遭難しそうってこと?