エンジニア:橋本さとし
キム:ソニン
クリス:井上芳雄
見てきました。初演の頃、
エンジニア:笹野高史
キム:本田美奈子.
クリス:岸田智史
で見てるんですが、その時には感じなかった思いがたくさん。
戦争の話であり、先進国と途上国の話でもあるんだけど、
でも、それ以上に母と子の話であるところで、
涙してしまいました。まぁ、流すわな、今の私なら。
ベトナム戦争時に出来た米兵との子供というのはたくさんいて、
母親となったキムのような女性は、
実際どういう気持ちで、その子供を育てているんだろうかと思うと切ないですよね。
キムみたいに、深く愛し合ったという確信があり、
いつか戻ってきてくれるという希望があるならまだいいぐらいかもしれない。
現実はそうはいかず、キムもですけど、
でも、それでも、わが子だけは救いたい。
その方法として、わが身は消してでも、子供をアメリカ人にしたいって・・・
自国に希望が持てず、国籍を変えることでしか救われないなんて。
ソニンは、最初のミュージカル「スウィーニー・トッド」に比べ、
だいぶ歌唱力アップしてると思います。
クアトロキャストの理由もよくわかりました。
これだけの舞台、一人で一日2公演とか、3日連続とか無理だもん。
それに、このミュージカルは、スケールが違う。
見に来てるファンがシビア。ソニンだからとかで見てくれない。
リピーターも多いし、クアトロキャストを比べながら楽しむ人も多い。
だからこそ、1日1日が勝負。調子が悪い日があってはいけない。
この中で、どれだけソニンが評価されるのか?
私なんかじゃ、贔屓目過ぎてわからないので、
一般的な評価が知りたいところですね。
来週は、市村エンジニアVer.を見に行ってきます。